2014/11/02

極寒の夜明け前 (カンパーニャ嬬恋キャンプ場 #3)

焚き火をしていると暑くなって、
僕は着ていたフリースを脱ぎ、
Tシャツ一枚になっていた。
吐く息は白いのに。
小学生か。

スノーピーク社製BBQBOX焼武者に、火のついた炭を移す。
牛肉、豚肉、ソーセージ、野菜、おにぎりを網で焼き、食べた。

他にも、じゃがいもと玉ねぎと林檎をホイルで包んで
焚き火の近くに置いておいたが、
もうお腹がいっぱいでこれらは食べずに持ち帰った。

初めてのキャンプ、火がなかなか熾せないかもしれないと不安に思っていたが、
火に困ることは全くなかった。

食事を終えて、焚き火の側でスープを飲みながら体を温めた。

午後10時。辺りはますます冷え込んでいく。

ふと空を見上げると、満天の星空だった。
星が隙間なく夜空にちりばめられていた。
これを見るためにも、もう一度キャンプに来たいと思った。

なかなか燃え尽きない焚き火に水をかけて消火し、
我々はテントに入った。
慣れない作業の連続で、体は疲れきっていた。
初めてのシュラフに体をねじ込み、就寝。

しかし、すぐに目を覚ました。
寝返りがうてない。
そして何より、寒すぎる。
寝ては起きての連続。
というより、少し長い瞬きだ。
頭までシュラフの中に入れ、なんとか寝ようと試みるも、息苦しい。

もはやこれまでか。

眠れないのにシュラフの中でじっとしているのも辛い。
まだ外は真っ暗だが、テントの外に出た。

夜明け前。めちゃくちゃ寒い。
いったい今何度なんだろう?

とりあえず、ランタンに火を灯した。


焚き火をしたいけど、もう薪がない。
車の中にニット帽があるが、車の鍵はテントの中だ。
テントの中に入って妻を起こしてしまうのも悪い。

寒いのに、温まれない。
これって日常ではあまりないことだ。

寒い。悲しい。寂しい。焚き火したい。
僕はガタガタ震えながら、暗い山の中でひとり、
絶望のどん底にいた。

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